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ママ友はいらない?【結論:程よい距離感で必要です】

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ドラマやコミックなどでネガティブに扱われることの多いママ友。
妊娠中や出産直後から気にする方も多いようですね。
ママ友は必要ない、ママ友関係は疲れるといった意見もありますが、4人の子どもを育てている私に言わせると、ママ友はいた方がいいです。

ワンオペママ・ワーママ・シングルマザー・子だくさんママ・一人っ子ママ・転勤族ママなど、育児をがんばるママたちにとって、ママ友はとても大事な存在です。

子どもの成長や環境に伴ってママ友の必要度は変わってくるので、5つの状況に分けて順番に解説していきます。トラブルポイントも挙げておきますので参考にしてくださいね。

入園前 必要度80%

まずは公園デビューから入園前までの約2~3年。特に初めての子育てであれば必要度はかなり高いです。
入園前の育児はけっこう孤独なんですよね。
どうしたらいいかわからないことも多いし、マニュアル通りにいかないことだらけ。
ググればいいと思うかもしれませんが、同じ地域で子育てしているママたちの情報はネットよりはるかに有益です。

いちばん助かるのが病院情報。
こっちの小児科は評判がいいけどすごく混んでいる、あっちの耳鼻科は午後なら空いてるからおすすめ、などその他かなり細かい情報が入ります。
それから幼稚園、児童館、乳幼児向けの地域サービスなど、ネットには載らないような小さな情報も入るようになります。
また、情報だけでなく、先輩ママの経験談やアドバイスは育児をする上で大きな心の支えになります。

トラブルポイント:価値観の違い、子育て方針の違い

入園前はこの違いが顕著です。経済的な差もわかりやすく出ます。
ブランド物の服を着せる人と量販店で済ませる人、お菓子食べさせ放題の人と制限している人、しつけに厳しめの人と放任しがちな人。ここから陰口が始まったり分裂が起こったりしてトラブルに発展していきます…。

でも、まったく同じ人なんていません!
どちらのタイプもお互いのやり方に口出しせず、見守りましょう
それによって相手への理解が深まり、Aちゃんの前ではチョコレートはやめておこうなどと気遣うこともできるし、うちは少し厳しすぎるのかもしれないな、と気づきを得ることもできます。

幼稚園 必要度50%

幼稚園では先生が子どものことをわかってくれるし相談に乗ってくれるので、ママ友がいなくても困ることはないです。
でも幼稚園は近所から通っている子が多く、小学校の情報も入るし、入学後は必要度が上がるので今からつながっていた方が何かと心強いと思います。

また、入園前までは子どもと1日中一緒だったママたちも、子どもが幼稚園に行っている間に大人だけでランチをすることができるようになるので、ここで気の合うママ友ができるととても楽しい幼稚園時代を過ごすことができます。

トラブルポイント:毎日顔を合わせるので、些細なことが大げさになりがち

タイミングが合わなくて挨拶しそびれたり、お茶に誘ったのに断られたり、子ども同士の関係が変わったり…そんな些細なきっかけでトラブルになることがあります。
細かいことは気にせず、また気を遣いすぎず、自分の気持ちに流されましょう

いつも同じ人と一緒にいる必要はありません。子どもが仲良しだからと言ってママ同士が友だちにならなきゃいけないこともありません。
自分が一緒にいて心地よい人と時々お茶できればいいのです。

保育園 必要度5%

保育園の場合、幼稚園以上にいなくても問題ないです。日常生活の多くを保育園で過ごすので、保育士さんは親以上に子どものことをわかっていて、なんでも相談できます
ママ同士は同じお迎え時間になったり行事で顔を合わせたりしない限り、親しくなる機会も少ないです。親しくなってもお互い忙しく、ある意味ちょうどよい距離感でお付き合いできるのでトラブルもありません。

小中学校 必要度70%

小学校に入学すると、急に子どもの様子が把握できなくなってきます

なぜなら、今までは毎日のお迎えで幼稚園や保育園に足を運び、何かあれば先生から話してもらえたり、こちらも気軽に声をかけてちょっとしたことを相談できたりしたんですよね。

ところが、入学したとたん子どもからのたどたどしい話と週1回の学級だよりだけが唯一の情報源になったりして、いきなり自立を余儀なくされるんですね。
さらに、子どもが書いた連絡帳の文字が解読不能だったり、プリントをなくしたり、あるいは「先生キライ」と言い出したり…「小1の壁」などと言われていますが、急な環境の変化に親も子も翻弄されるわけです。

また、学年が上がると仕事を始めるママも多くなり、平日に開催される保護者会に参加できなくなることもあります。

そんなときに頼りになるのは同じ小学校に通うママ友です。
宿題やおたよりの情報はLINEで聞けばいいし、先生にこっぴどく叱られていたというような情報も、子ども本人は言わないけれど、クラスメートは自分の親に話していたりして、ママ友から入ってくることもあるのです。

トラブルポイント:入園前や幼稚園に比べると少なく、深刻化することもない

役員決めやイベント事などで、ボスママ的な人の独裁になりそうなこともありますが、毎日顔を合わせるわけでもないので、そんなに大きなトラブルにはなりません。

高校 必要度5%

子どもの進路が違ったり、住んでいる地域や出身中学も違ったりして、共通項が減るため、親同士で共有したい情報はほぼなくなります。本人も成長して自分のことは自分で解決できるようになるので必要ないです。

そしてこのころになると、幼稚園・小学校でできたママ友が、ママ友の域を超えて女友達になっていたりします

程よい距離感とは?

それぞれの段階ごとに見ていきましたが、やはり距離感が近すぎる関係になると難しくなるようです。
毎日あるいは毎週、同じメンバーでお茶やランチとなると、ほかのママ友を作りづらくなり窮屈に感じてきます。そのメンバーではない人たちからは閉鎖的な雰囲気に見え、疎外感を感じさせてしまうでしょう。

また、メンバーが固定化されると悪口や噂話も過激になりがちです。
ちなみに、多少の悪口や噂話はどんな人間関係でもあるので気にしないでいいと思います。そういった悪口や噂話をむやみに信じたり同調したりせず、1つの情報として受け止め、あとは自分の判断でママ友を選べばいいのです。

まとめ

ママ友といっても、結局は人間関係の1つです。
トラブルをうまく回避しながら、本当に気の合うママ友と巡り合えば、何人かはいずれ子どもを抜きにした付き合いになっていきます。
ネガティブ情報ばかりをうのみにせず、楽しく子育てしていきましょう。

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